実施日：2013年10月29日（火曜日）   

 山岡金属工業株式会社  

 大阪府守口市東郷通2丁目7番30号  

 タコ焼き器をはじめとして無煙焼肉器やステーキテーブル等ユニークな焼きの技術を中心とした多岐にわたる製品を展開して、1956年創業以来57期黒字を続けている優良企業である。
「夢工房」では食の文化と歴史紹介に始まり、「技術・開発館」ではユーザーの要望を実際の焼肉テーブルで、焼肉をしながら仕様を決めるというユニークで実戦的な手法が紹介された。更に電子を使った臭いや煙を遮断する最新技術の紹介も注目に値した。次の「タコ焼きミュージアム・昭和の歴史館」では、昭和の年表とともに当時の生活道具やたこ焼き関係の過去から現在に至る商品が紹介されている。中でも注目されるのは山岡俊夫社長のほのぼのとした絵画が多数展示されていて、これが見学者の心を癒してくれた。次が「技術・工作館」で、生産に使用されるプレス機や溶接機等の製造装置の並んだラインの見学ができ、ここでは実際に作業が行われている。引き続いて、最後の「技術・組立館」でもラインでガスバーナーなどの燃焼テストや安全装置の動作チェックなどの作業をまじかに見ることができ、他にはない珍しい見学コースであった。