《出席者》16名 《投句》5名《一般投句》3名 合計24名
席題『図々しい』 喜田征治選 |
(佳句) |
支持率が急落しても居座る気 |
玄也 |
矢面に立てど無傷を主張する |
敏彦 |
古希過ぎてまだ還暦とすぐ口説く |
としお |
景品の出る行列に二度並ぶ |
淳 |
おごりだと知ってお供の三軒目 |
誠一 |
(秀句) |
好き嫌い言ってみな喰う居候
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敏彦 |
(軸吟) |
味見だと一口取って食う女 |
征治 |
共選A『窓』 和住明次選 |
(佳句) |
千の灯に千の暮らしがある車窓 |
好 |
前向きに心の窓を開け放す |
喬 |
窓を開け上司の愚痴を追っ払う |
ひろし |
この窓をいつか飛び立つ鶴を折る |
好 |
天窓の月に本音を覗かれる |
和宏 |
(秀句) |
窓ガラス拭いて世間の空気読む |
淳 |
(軸吟) |
窓拭きで小遣い稼ぐ孫の知恵 |
明次 |
共選B『窓』 太田としお選 |
(佳句) |
窓際にいると社内がよく見える |
雅明 |
窓越しのピアノは上手くなっている |
せいじ |
板門店窓の向こうはまだ見えぬ |
憲
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窓の月故郷の皆はもう寝たか |
時雄 |
窓際を横切る猫の不愛想 |
大朔 |
(秀句) |
マンションの窓に夫々ある暮らし |
玄也 |
(軸吟) |
同窓会あいつ糖尿オレはガン |
としお |
兼題 『働く』 村上玄也選 |
(佳句) |
八十路越え残りの畝に何植える |
ひろし |
休日になると働く意欲わく |
雅明 |
飽食の世に出番無き労働歌 |
誠一 |
いい仕事したねと酒に誉められる |
和宏 |
エンヤコリャの母の汗には嘘はない |
和宏 |
(秀句) |
生涯を蟻で通した父の汗 |
恵勇 |
(軸吟) |
過労死も美談になっていた昭和 |
玄也 |
互選句 『マニア』 (頭の数字は得票数) |
⑤下着ドロ趣味かマニアか変態か |
としお |
⑤法外な値段いとわぬ古切手 |
雅明 |
⑤旅マニア自慢を並べ嫌われる |
公誠 |
⑥旅先でまず川覗く釣マニア |
大朔 |
⑦他人にはガラクタとしか見えぬ土器 |
玄也
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⑨D51の雄姿に負けたズル休み |
誠一 |
⑩がらくたもマニアの目には宝物 |
滋郎 |
⑭この手間が魅力なんです蓄音機 |
和幸 |
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