《投句》22名 (コロナ禍のため投句句会)
特別課題『おかげ』 田部 和幸選 |
(佳句) |
朝夕に妻のおかげと低姿勢 |
公誠 |
九条のおかげのんびり平和ボケ |
はじむ |
非力でもフォローの風でホームラン |
明次 |
おかげさま定年無いと妻の弁 |
はじむ |
犬までも柄杓くくられ伊勢参り |
憲 |
(秀句) |
年金のお陰で憩うウサギ小屋 |
はじむ |
(軸吟) |
お持たせのお酒が美味い友が来る |
和幸 |
共選A『怪 我』 米井 とみこ選 |
(佳句) |
永年の勤め怪我なく出世なく |
英雄 |
同窓会焼き木履に火を付けて |
信雄 |
無理矢理に怪我も承知で我を通す |
明次 |
一センチの敷居に転ぶ爺と孫 |
和幸 |
膝小僧怪我する度に子は育つ |
玄也滋郎玄也 |
(秀句) |
薔薇の花近づきすぎて怪我をした |
旅人 |
(軸吟) |
孫の怪我爺じ唾つけ叱られる |
とみこ |
共選B『怪 我』 木津和 敏彦選 |
(佳句) |
大怪我はよその子と知りほっとする |
征治 |
早耳で掴んだ株は半値以下 |
公誠 |
孫の怪我爺じ唾つけ叱られる |
とみこ和幸 |
無意識の慣れと油断は怪我の元 |
輝好 |
妻に完敗傷薬にはコップ酒 |
信雄 |
(秀句) |
怪我で済み良かったなどと他人事 |
時雄 |
(軸吟) |
エンジェルス高給取りは怪我ばかり |
敏彦 |
兼題 『奏でる』 今田 和宏選 |
(佳句) |
コスモスを揺らし奏でる秋の風 |
明次 |
花畑色が奏でるハーモニー |
旅人 |
哀愁の昭和奏でる古賀ギター |
征治 |
最初から音程狂たまま終わる |
玄也 |
指揮棒の汗が奏でる大ホール |
はじむ |
(秀句) |
清貧を鳴いてくれるな腹の虫 |
和幸 |
(軸吟) |
九月になれば九月の音符つむじ風 |
和宏 |
互選句 『サミット』 頭の数字は得票です |
⑤サミットが終わり支持率急降下 |
せいじ |
⑤サミットに入れて貰って上機嫌 |
淳 |
⑤財分配妻が主宰のサミットで |
信雄 |
⑤つかの間の息抜きサミットが笑う |
和宏 |
⑥我が家でのサミット父は無視される |
玄也 |
⑥三世代寄って我が家のサミットを⑥三世代 |
明次 |
⑥サミットは飲み屋でやれば面白い |
旅人 |
⑦七カ国プラス中露の夢を見る |
和幸 |
⑦何処の柿旨いか議論秘密基地 |
時雄 |
⑫サミットの力はがゆい議決権 |
はじむ |
⑫神無月出雲大社に神集う |
とみこ |
⑭サミットで広島の傷世界知り |
公誠 |
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