7月度釣行の記録        

- 西舞鶴のタイ&五目釣りに堪能-      
          

☆釣行日: 7月9日(木) 曇り 気温: 28℃ 波高:0.5m

☆概況
予定通り9:30AMまでに中国自動車道赤松SAに全員(11名)集合。日本海側への釣行はちょうど2年ぶりである。暫く談笑し、釣座を決めた後、舞鶴若狭自動車道を北上して西舞鶴へ。心配していた雨の気配は全くない。舞鶴市内の釣り道具店に立ち寄り、仕掛けを補充・購入して港に到着。予定していた第3秀吉丸の船長からなぜか第1秀吉丸に乗船するよう指示があり、その指示に従い近くに係留中の僚船に道具を搬入する。第1秀吉丸の船長は今回初めてである。 第3秀吉丸の船長によると、口はうるさいが腕は良いとのことなので納得する。乗船後間もなく離岸した(12:15PM)。

船は舞鶴湾を出て西舞鶴湾を丹後半島沿いに北上する。途中で見慣れない海上保安庁のNavy色の大型艦が停泊しているのが異様に目に映った。釣座の足元にはタイ釣り用の餌(オキアミ)と、アジ・イサギ等の五目釣り用の餌(アミエビ)の冷凍ブロックと、獲物を活かす給水管付きの簡易イケスが配られていた。今日のメインは事前の連絡ではマダイとアジ、その後イサギとのことであった。潮の流れに適応した異なる重さの錘を持参するよう求められていたが、釣りのポイントに行かないと未だ何号を使うべきか分からないという。仕掛けも天ビンふかせが良いのか胴突きがいいのかさえも分からない。何れにせよ乗船人数と釣座位置(右舷の艫2番)から判断して胴突きが無難と判断して準備した。途中で冷房が利いたキャビンに移動する。

約1時間余りの航行の後、エンジンがスローダウンしポイントに着いたようである(新井崎沖)。波の高さは殆ど気にならない。釣座に戻り、釣りの態勢に入る。釣り開始の合図があって第1投(1:30PM)。水深50m余り。錘は70号を選んだ。コマセを振って暫く待つと早速穂先にピクピクっと当たりがあった。アジ特有のシグナルである。追い食いを期待してそろそろと巻き上げたが、獲物第1号は約27cmの良型マアジ1匹だけであった。その後調子が上がり 入れ食いとなり、たまにトリプルかラッキーにも針4本全部に連なってぶら下がっている場合もある。型は殆どが25cm以上の良型である。その後入れ食いでなくなったときても、退屈しない程度にコンスタントに上がった。

その間に艫の3人(小川・阿部・園山会員)や天ビンフカセを使っている仲間にマダイや他の魚が掛かるようになった。特に右隣の園山会員は調子よくマダイやレンコを上げている(トリプルも達成)。私も綺麗なピンク色をしたマダイが釣りたかったが、いつまで待ってもアジばかりである。
このマダイとマアジの差は天ビンフカセと胴突き仕掛けの差であることに気づいたが、仕掛けを胴突きから切り替えるとおまつりのリスクが高くなるのでそのまま我慢した。やっと底近くで釣れたのはマダイではなく、22〜25cmの深紅の金魚のような体形と長い尾ひれを持ったサクラダイがマアジに続いて2匹釣れただけであった。

やがて、日没前に風が少し強くなり、マアジの食いも遠のいたので、船長が場所を変えてイサギ釣りに行こうということになった。約30分東へ航行して舞鶴湾に戻る。そこでも潮の流れが未だ分からないということなので、胴突き仕掛けで我慢することにした。しかし、アンカーを下ろしたポイントでは潮が船底に向けて流れ、しかも速いので錘が3.6mの竿先から船底に押し流されて来ている。これは最悪の状態であり、釣りにならない。このイサギのポイントでは船上で良型を含めポツポツと釣れたが、結局私の釣果はゼロであった。今更 天ビンフカセに切り替えて目先を変える訳にも行かないので、9:00PM頃には早々と釣りを諦めた。

10:00PM前に終了、11:00PM過ぎに帰港。全体的に見て特に後半の釣果に悔いが残りますが、11時間近くもの長時間乗船したことになり、お土産を十分に確保して、釣りを堪能することができました。幸いにも暑くもなく、雨風にも遭わず快適な釣行となりました。

☆釣果
竿頭: 園山会員 アジx32、イサギx5、コダイx8、レンコダイx13、キンメダイx3、マトウダイx1、計62尾
阿部会員 計48尾、堀口会員 計45尾、林田会員 計42尾、小川会員 計36尾、騎馬・衣川・久保田・城市・
吉中会員 各33〜35尾 
大物(バリュー)賞:
騎馬会員 マダイ(36cm)、小川会員 マダイ(33cm)

☆参加者:11名(阿部、園山、堀口、城市、林田、騎馬、小川、久保田、青木、衣川、吉中〔記〕)

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操舵室

園山会員 マダイを
トリプルで

阿部会員

足元の簡易いけす

大物賞の小川・
騎馬会員

小川会員 マダイ

騎馬会員

久保田会員

11時間もの乗船
お疲れさまでした

阿部会員の
みごとな釣果

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