7月度釣行の記録

中田会員 藤田会員・小川会員 騎馬会員・藤田会員 満員の一般乗合船 明石大橋
朝霧の夜明け 大型乗合船 手釣り船長と騎馬会員 暑い中お疲れさま 大物賞の二人
阿部会員の釣果 阿部会員の釣果 釣果ゆで上がり 当日の仕掛け
☆釣行日:平成24年7月26日 ☆天候:晴れ ☆潮回り:小潮 ☆対象魚:マダコ ☆釣り場:西二見沖

☆釣り船:丸松貸切船 ☆参加者:6名(小川、騎馬、久保田、中田、藤田、阿部[記])

☆概況:

7月度月例会は、当初、明石のブランドマダコを狙って12日を予定していたが、梅雨末期の強風と集中豪雨で停船となり、改めて26日に出船した。

今回、予約していたのは明石浦漁港の丸松乗合船で、小型貸切船に6名が乗船し午前6時に港を離れた。左舷には明石海峡大橋が霞んで見え、波もなく期待に胸も大きく膨らむ。

20分も西下した頃、船長の≪8m≫と言う第1声で一斉に投下。今回のマダコ釣りは、我々の釣り同好会が出来て15年になるが初めての月例会で、また6名中、5名が未経験の釣りであり、期待も大きい反面、不安も併せ持つ大会である。初めての5名は全員竿釣りで、経験のある阿部顧問のみ手釣りでの挑戦である。

釣行前には、メールや電話で阿部顧問から≪手釣り&竿釣り≫≪テンヤ≫≪タコ寄せ飾り&リーダー≫≪餌≫≪誘い≫についてのレクチャー・アドバイスがあったが、はたして効果や如何にの釣りでもある。

本日の潮は≪小潮≫でマダコ釣りには絶好の潮であるが、海底に下したテンヤがゴロタ石の上をコトコト這っている状況は手に取るように分かるが、未だ、何の反応もなく全員の顔は曇ったままだ。船長は、盛んに携帯電話で連絡を取っているようだが、釣り始めて1時間半も経つが誰のタコ入れネットも乾いたままである。

ここで、船長は大きく転進を決意し、20分もフルスピードで走り着いた場所は西二見の沖で、昨年、終盤イイダコを釣った所だ。我々6名では土産も作れないと思ったのか船長も操船をしながら手釣り仕掛けを操り始めた。程なく船長が第1号をGet,続いて騎馬さんも小型であるが釣った。艫の久保田さんも何か賑やかだ。

このマダコ釣り、案外、簡単なようで薀蓄のある釣りで、この釣りほど釣り人の間で道具立てに大きな違いがある釣りは他にはない。例えば、テンヤ然りだ。材質も竹製だ、プラスチック製と違い、色も白だピンクだと。また、餌も豚の背脂、イワシだ、アジだ、手羽先だ、疑似もある。タコは色を好むと言われるがタコ寄せ飾りも千差万別である。

やっと、テンヤが重たくなってくれた。瞬間、時計に眼をやると8時30分、出船して2時間半の初めての獲物である。その後、順調とは言えないまでもぼちぼち釣れだし、たまに、型のいいのも混じり始めた。しかし、船中、順調に釣れているとは言えず、少ない釣果の中で差がつき始め、釣れるマダコは平均小さかった。

午前11時には、ぴたっと食いは止んだ。それから東へ移動しながら釣るが、たまに、誰かが釣る程度で船内は静かだ。最後には、漁師がタコ壺を投入している所で釣り、2度も根掛かりをさすが、じっと我慢をしているとテンヤの針が伸びてうまく外れてくれた。

午後1時、7時間に及ぶマダコ釣りは終了し、船長がタコ入れネットを渡してくれた。小型ではあったが11匹が入っており、当日、6名の竿頭は7匹が2名おり、操船をしながらの釣りは流石だ。

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☆大物賞:阿部会員、久保田会員  ☆竿頭:阿部会員7匹、騎馬会員7匹 

☆全体の釣果:マダコ24匹