2013年11月釣行記録

ー今、流行のチョクリ釣りに初挑戦ー

☆釣行日:2013年11月6日〜7日 ☆天候:晴れ ☆潮回り:中潮 ☆対象魚:メジロ、カンパチ、真鯛

☆釣り場:印南沖(青物)、切目崎沖(真鯛) ☆釣り船:印南港 たつみ丸

☆参加者:9名(阿部、小川、騎馬、久保田、園山、中田、長田、藤田、衣川[記])

☆概要:
 11月定例釣行は、いつもイサギ釣りでお世話になっているたつみ丸を利用して、前半は最近釣り人の間で急速に人気の出だした「チョクリ釣り」で青物(カンパチ、メジロ)を狙い、後半はいつもの「ふかせ釣り」で真鯛を狙う豪華2本立てとなった。
 今回、同好会として初めて挑戦する「チョクリ釣り」とは、和歌山の漁師が編み出した釣り方で、胴付きの素鈎仕掛けでアジを釣り、食い付いたアジを船上に上げずに、そのまま海底付近に落とし込み、アジに食らいつく大物を待つ釣り方で、カンパチやメジロ、時には大型真鯛がかかる事もある釣りである。語源は「おちょくる」に由来するらしい。
 仮眠所で前泊し、翌朝5時30分に出船。約30分で印南沖の「チョクリ釣り」のポイントに到着した。魚探にアジの群れが映らないのか、釣り船はアッチにウロウロ、コッチにウロウロなかなか仕掛け投入の合図が出ない。「はい、入れて〜。40mから55mの範囲で探って見て〜」やっと仕掛け投入の合図だ。
 船長の指示棚を丹念に探るが、一向にアジや小魚が食い付く気配がない。流し釣りのため「入れて〜」で一斉に仕掛けを入れ、「上げて〜」で一斉に上げる動作を繰り返すが、素鈎がそのまま上がってくる。周りも同じ様子だ。5〜6回上げ下げを繰り返しただろうか、鈎に10p程度の小アジが付いてきた。小さすぎて当たりは全く判らないのだ。次の投入の時、貴重な餌なので背掛けにして、直接底近くまで落としてみた。しばらくすると、穂先がバタバタと揺れたかと思うと、今度はグググーンと穂先が海面に90°に立った。思い切り合わせを入れ、根に入られぬよう一気に手巻きで巻き上げて、2、3回追い合わせを入れてから電動に切り替えた。「メジロ/カンパチにしては引きが弱いなあ」と思いつつも、船長のタモ入れアシストで取り込んだのは45pのハマチだった。すでに、中田会員がシオを1本上げていたが、貴重な青物2本目である。
 その後中田会員がハマチ、長田会員がシオを釣り、船全体で、4本の青物が上がったが、餌にするアジがなかなか釣れない状況は改善されず、予定より30分早い8時30分頃、真鯛の釣り場である切目崎沖に移動した。
 切目崎沖では全体で、良形の真鯛6匹、コロダイ2匹他、イサギ、ゴマサバ、ガシラ等々賑やかに釣れたが、私はゴマサバ2匹とイサギ1匹に留まった。全体としては、前半の不振を何とか後半で帳尻を合わせたが、私にとっては、ややストレスの残る釣行であった。12時30分納竿。

トップページに戻る

騎馬・中田・園山会員 明日は釣れるで〜 慎重にファイトする
阿部会員
60pの大鯛でした  堅実に釣果を上げた 長田会員
コロダイGET小川会員  どや〜
中田会員・阿部会員
大物賞45pハマチ 大物賞の4人 初挑戦のチョクリ釣り
苦労しました

写真をクリックすると大きく表示します

☆竿頭:中田会員 真鯛2、イサギ2、シオ1、ハマチ1、ゴマサバ2, 合計8匹

☆大物賞:青物の部 シオ41p 長田会員、シオ40p 中田会員、ハマチ45p 衣川会員、
       真鯛の部 60p 阿部会員

☆全体の釣果:シオ2、ハマチ2, 真鯛6、イサギ8、コロダイ2、ゴマサバ9、
          他チャリコ・サバフグ・チダイ・ガシラ各1 合計33匹