2017年4月釣行記録

ー旬の魚「アジ・イサキ」でクーラー満タンー

 釣行日  2017年4月26日(水)  天候  曇り時々雨  潮回り  大潮
 対象魚  金アジ・イサキ  釣り場  南部沖  釣り船  築山丸
 参加者  5名 [小川、園山、藤田、久保田、浜田、阿部(記)]   
概況   釣り同好会の釣り始めは毎年4月で12月まで月1回、その月々の旬の魚を狙って釣行している。4月は居着きのマアジ釣りであるが、今年はどうしたことか船宿からのいい情報は入って来ない。
 南部堺港に着くとすでに築山丸では準備万端整え我々を待っていてくれた。午前11時、小雨降るなか出船し、港をでると風も強く波もあり厳しさがうかがえる本日の釣りはなりそうだ。船長に≪金アジどう?≫と話をむけると、両指先で≪これくらいのが、釣れてるよぉ~≫と、≪それ、行こ、行こ≫。
 南下40分も走ったろうか、エンジン音も静まり投錨体制に入る。≪水深70m、底まで落としゆっくり巻いてよぉ~。待ってたらあかなぁ~≫。鉄仮面100号に撒き餌のアミエビを詰め天秤フカセ4本針を投入し、底から電動レベル5で巻いてくると早速コツコツと穂先を押さえだした。実にか細い当たりで底から10m地点だ。巻き上げると上針にイサギ、下針にマアジの小型が。撒き餌を詰め変え再び底から巻き上げていると、やはり10m地点で当たりがありイサギの小型が釣れた。狙いはイサギではなく、どうも上を釣り過ぎているのではないだろうか、と。
 今度は底中心に狙うこととし、ゆっくり5m範囲を探っていると今までのか細い当たりから明らかに違う図太い節のある大型を想定できる当たりがきた。これを待っていたのだ。慎重に巻き上げると海中に銀白色が一つ、二つと光る。気がつくと船中賑やかで、あちこちでダブルや、トリプルや。全員、棚を摑めたのか、30cm級を含む金アジを釣りだした。
 船長は、当たりが遠のくと直ぐにポイントを移動し、その都度バタバタと食う。時間が経つに従い型もよくなり30cmクラスが混じり、中には明らかに≪金アジや≫と言う良型が上がる。景色がだんだん悪くなるに従い皮肉にも船中は最高潮に達し歓声が沸く。前半は小型混じりであったが終盤に近づき良型も混じりだした。
 釣れている時は気にも留めなかったが小雨も振り、風もでて波もあり滅多に船に酔うことのなかった会員が船酔いにあう。各人の生簀には銀白色が溢れ〆るのに忙しい。釣り始めて既に4時間経過し、各人のクーラーもかなり満たされそろそろ潮時がきたようだ。
 帰港し、いつもの≪大物賞≫の検寸に提出された金アジは、他を圧倒する35cmオーバーが2匹提出され、全員、50匹を超えるイサギ、アジがクーラーを賑わしていた
 帰宅後、早速釣果を捌くがパンパンに抱卵しており、まさに旬の魚だ。よく魚の旨さは熟成にあり、とか言われるが本当にそうだろうか。食したアジの身の硬さ、風味の良さ、これが旨さと思えてならない。
 大物賞  金アジ35cm:阿部会員、金アジ35cm:園山会員
 竿頭  阿部会員 アジ52匹、イサキ8匹、  合計60匹
全体の釣果   アジ:236匹、イサキ:50匹、その他:5匹 合計291匹
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集合写真 大物賞
(園山・阿部会員)
表紙
(みなべ堺港)
小川・藤田・
久保田会員
餌はアミエビ
浜田会員 久保田会員 小川会員 浜田・小川会員 阿部会員の釣果