2025年行事・イベント報告(晩秋の紀州路)
                        
 

 
掲載日:2025年12月8日

 社友会主催の紀州路バスツアーを次の通り実施しました。
・ 実施日  12月1日 (土)  天王寺発着    9時 ~ 17時30分 
・ 参加者   41名
・ 見学場所  和歌山城 ~ 紀州東照宮 ~ 根来寺

当日は小春日和に恵まれ、予定通り奈良交通のバスで天王寺を出発車内で内海案内人から本日の注
意事項の後、戦国時代に於ける紀州の歴史と信長・秀吉・家康との関わりなどについて解説を行い
ました。
■和歌山城について
和歌山城は、天正13年(1585)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まり。
関ヶ原の戦い後1619年には徳川家康の第10男・頼信が入城し、紀州55万5千石の城となり、以来
、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして、長い歴史を刻んできました。大手門から入り、
豊臣時代と徳川時代の石垣の違いなどを説明、本丸御殿跡から御橋廊下を渡り丁度見ごろの紅葉
庭園を鑑賞しました。

■紀州東照宮について
徳川家康の10男である徳川頼宣は紀州藩主になると、南海道の総鎮護として東照大権現を
祀る神社を建立。本殿には左甚五郎の作といわれている彫刻や、狩野探幽作の壁画があり
豪華な造りで関西の日光とも称されました
紀州青石を敷き詰めた参道を進み108段の階段を登り、神主の説明を受けた後豪壮な本殿を見学しました。
■根来寺について
新義真言宗の総本山。 開山は覚鑁(かくばん)
本尊は大日如来・金剛薩?・尊勝仏頂の三尊。室町時代末期に一大宗教都市を形成し、1万余の根来
衆とよばれる僧兵軍団を擁した。秀吉と対立し1585年秀吉軍紀州攻めにより大師堂、大塔など数棟
を残して寺は焼け落ちた。焼け残った塔のあちこちに鉄砲玉の痕跡が今でも残されています。広い
境内には見事な紅葉が目を楽しませてくれました。   (報告  内海春樹)

★以下の写真はフォトクラブ津垣直彦さん提供。
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