比叡山麓石積みのある門前町、坂本日吉大社に参拝、本宮・東本宮の国宝を拝観し、日吉の森を散策。「歴史の町坂本」里坊や神社の石塀など石積みが門前町の重要な景観を醸し出し、特に参道に並ぶ里坊の特異な石積みは「穴太衆積み」と呼ばれ、比叡山の土木の御用を勤めていた技術集団・
加工しない自然のままの石面を用いて石積みした景観は、なぜか心休まる美しさを保っていました。
滋賀院門跡・石仏13体が並ぶ慈眼堂まで緩やかな昇りでしたが、いい汗が少し出る程度で心地よささえ感じるほどでした。ここからは眼下の琵琶湖に向かって下りです、昼食場所の坂本城跡まで神社や寺の多い静かな街並みを歩き到着です、弁当を食べ出発間際に夕立、全員約20分待機、雨上がり待って、今回最終見所、湖畔に枝を広げる近江八景に一つ『唐崎の松』に到着。
「参考」
① 瀬田の夕照・②石山の秋月・③粟津の晴嵐・④唐崎の夜雨・⑤比良の暮雪・⑥堅田の落雁・
⑦矢橋の帰帆・⑧三井の晩鐘が近江八景です。
江戸末期の浮世絵師歌川広重の絵などでも有名です。この近江八景はなぜつけられたのか。
中国湖南省の洞庭湖あたりに水のきれいな所の情景を描いてしょう湘八景がありそれを謎ってつけられたそうです。
その八景は
①漁村夕照・②洞庭秋月・③山市晴嵐・④ショウショウ夜雨・⑤紅天暮雪・⑥平沙落雁・⑦元浦帰帆・⑧いん寺晩鐘です。
今回は少し距離がありましたが見所一杯あり、退屈しない道のりで距離を感じない良いウオーキングが楽しめたと思います、お疲れ様でした。参考に参加者は75名でした |