前月度は雨で中止となりましたが、今回は素晴らしい好天に恵まれ家原大池公園を100名の
会員がスタートし、「行基さん探索」家原寺から土塔まで神社仏閣を訪ねながら約8キロのコースを歩きました。
ポイントとなりましたところをチェックしておきます。
『家原寺』は行基誕生(668年)の生家が、704年に寺として開いたもので、生涯49の寺院を建てた原点、今「知恵の文殊」として1年を通して祈願ハンカチでいっぱい。
『華林寺』行基39歳のとき母親供養のために再興した。行基13歳の時母方の蜂田連(はちたむらじ)が氏寺として創建、蜂田寺とも呼ばれていた。行基の画像は老成したものが一般的だがこの寺には13歳の有髪絵画で全国的にも例がなく2月2日に掲示している。
『蜂田神社』通称鈴の宮と呼ぶのは、この神社の起源と思われる蜂田連が土焼きの鈴12個を作り毎年春に神前に供え、鈴音の良し悪しでその年の吉凶を占う、今も古式どおりの鈴占いを行っています。
『野々宮神社』この神社に立ち寄ったのは明治初年までは香林寺(行基建立49院の1院)と併存していたが明治初期の神仏分離により神社だけとなりました。
国史跡『土塔』奈良時代に土で作られた、めずらしい塔、この土塔一辺約60m・高さ約9mのピラミッド状に13層に土を積み上げ瓦を葺いた土の塔、このような建造物は国内では珍しい、奈良の東大寺頭塔・岡山の熊山遺跡があるのみ。よく見ると12層でしたが??
ウオーキング日和で市街でしたが、見どころを訪ねながら、最終まで完歩出来ました。 |