3月度《歩こう会》の報告
3月は近鉄奈良駅を126名の多数の参加のもと出発し、奈良女子大学に立ち寄りました。
明治42年着工の歴史的建造物(旧本館)記念館前で、先生から概略説明をいただき、内部の見学をさせて頂きました。
2階講堂は300人が座れる広さですが柱が1本もなく、正面中央はギリシャの神殿を表しているそうです。
天井は一段と高くなっている中央花形飾りは換気口になっていて、外から見ると形の良い2階建重要文化財記念館でした。
正門右にありました守衛室も、建築当時の物で重要文化財、記念館とデザイン等はぴったりでした。
講堂には明治42年開校時購入したピアノがあり、100年ピアノと呼ばれ、修復をすることで今でも良い音が出ていました。
今回は万葉の頃から大和盆地を流れる佐保川,そこに江戸時代末期に、奈良の川路名奉行が植えさせたのがきっかけで、その後県やボランティアで、毎年植え続け樹齢150年の桜(「川路桜」と呼ばれています)を始め、今では佐保川を覆い尽くす1000本の桜、5キロも続く堤を歩くコースを企画しましたが・・・少し早くて残念でした。
咲いておれば奈良の桜スポット間違いなしです。
県立図書情報館の庭でゆっくりと昼食時間を取り、追加コース埋蔵文化財調査センターを見学、作業行程などを見て解散致しました。
久しぶりの好天と春らしい気候に恵まれ桜は残念でしたが、絶好のウオーキングが楽しめました。
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