9月度は「和歌山県広川町の稲むらの火の館」 濱口梧稜の足跡を訪ねます。
安政元年震度8.4の大地震・大津波の際、機転を利かせた英断により村人を救った物語、高さ5m、根幅20m、延長600mの大堤防を安政2年2月に着工し安政5年12月に完成させました。
工費は私財を投じ、延べ人員5万7000人弱の村民を雇用することで津波の被害で荒廃した村からの離散を防ぎました。
小泉八雲が紹介した事で、小学校の教科書にも掲載された「稲むらの火」 震災後も村民の為、家屋の建設、農・漁業機材調達、離村防止の将来の大防波堤建設を進め、働く場所を作り今でもその景観をたたえており史跡に指定されています。
昼食は雨天でも大丈夫、耐久社にて摂ります。
耐久社は濱口梧稜らによって剣術・漢学を教授する稽古場(私塾)として創設されたのが始まりで変遷を経て現在の耐久高校となり、残されている建物は和歌山県に史跡指定されています。
広八幡神社は安政の津波では村人の避難場所になりました、室町時代に建立された広川の歴史を感じる神社で濱口梧稜碑があります。
少し遠方になりますが、震災時の良い教訓になればと思います。
9月22日は秋分の日で祝日でもありますのでお孫さん等も是非ご参加ください。
コースはJR湯浅駅-稲むらの火の館-耐久社-広村堤防-広八幡神社(濱口梧稜碑)-湯浅駅
距離は6キロ 雨天決行
(ご案内 NO1637 森 尚夫)
記
集 合 日 時 2015年9月22日(第4火曜日 祝日) 10時30分
集 合 場 所 JR紀勢本線「湯浅駅」改札出口
参 考 天王寺易8:27発(紀州路快速和歌山行)
和歌山駅9:42着 乗換 和歌山駅9:45発(紀勢本線御坊行)
湯浅駅10:29着
費 用 500円(資料館・広村堤防語り部他)
持 参 物 名 札・弁 当・お 茶・雨 具・敷 物 等 |