3月の記録と4月の予定
   
 当日は、あいにく少し天候が心配されましたが、たいしたこともなく予定通り、NO2579内海春樹さん(橿原考古学研究所友史会所属)の案内役で橿原神宮~畝傍山~神武天皇陵~橿原考古学研究所付属博物館と日本の歴史の原点を探訪、其の後博物館で遺跡や特別展「葛城氏の実像」など拝観しながら案内解説をしていただき、納得の一日でした。
 先ずは橿原神宮から。明治23年創建・・・・新しい神社ですね。しかし初代天皇であると伝えられている神武天皇が即位した地と日本書紀にあり、畝傍山麓に造営された。現在、紀元2666年であることが直ぐ解りました(看板あり)。

     
               橿原神宮                          内海さんの解説を聞く


 大和三山の一つ「畝傍山」。雨模様で少し足元の悪い中をゆっくりと登りました。低山ですが展望の素晴らしいのに驚きました。東に天の香具山・耳成山。下に広がる藤原京跡西方向には金剛葛城山地と二上山。
歴史を感じる三山、それぞれどう感じるか・・行って見たいですね。


     
        畝傍山から金剛葛城山地を望む                 畝傍山から耳成山を望む


            
                         畝傍山を下ったところで、昼食休憩


 昼食後、神武天皇陵へ・・・・・・

     
                     神武天皇陵の入り口で、内海さんの解説を聞く


 橿原博物館「特別展古代豪族葛城氏」
どんな人物?5世紀の時代に?びっくりしました。
まず入場前に概略解説・・・社友会の会員倍に?と思いきやあまりに内海案内役の解説が上手いので後ろで他の団体?・・タダ聴き・・・・

           
              橿原考古学研究所付属博物館(残念ながら館内は撮影禁止でした)


 畝傍山の眺望で葛城部落を見ています・・何故あの土地で・・なるほど・・
最近の発掘調査で大型の建造物跡が出土、大和を支えた豪族で発掘の段階で鯛の骨が出てきて解った事と何故あの土地?の謎が解けます。河内や紀伊の国から物を流通させていたらしい。物流システムを持っていた豪族でし
た。

藤ノ木古墳・・・古墳の作り方に驚き、石棺の中に通常太刀・剣・装飾品を入れ埋葬し、盗賊に盗まれていましたが、この古墳は石棺の横にもう一つ穴を掘り太刀剣装飾品を埋め盗賊から護った・・盗賊はいつごろからいたのかな?

そんなことあんなこと思い巡らしながら勝手気ままに楽しく探訪しました。
今回発起人で世話役の内海さん本当にご苦労様でした。
 

           
                                          神武天皇陵の前で記念撮影