《投句》19名 (投句句会)
特別課題『侮 』 田部 和幸選 |
(佳句) |
ひな人形仕舞い忘れていかず後家 |
信雄 |
買いだめをすればよかった「森伊蔵」 |
高遠 |
褐色美 浜で競った甲羅干し |
とみこ |
断捨離をし過ぎた部屋に悔い残す |
はじむ |
志望校春来る前に桜散る |
敏彦 |
(秀句) 秋の気配を感じます。 |
仲直り取り持つ筈の酒が徒 |
英雄 |
(軸吟) |
カタカナ語知ったフリして知らんまま |
和幸和幸ズユキ |
共選A『めきめき』 奥 時雄選 |
(佳句) |
めきめきと進むデジタル追いつかず |
輝好 |
ルーキーの急成長に追い抜かれ |
信雄 |
めきめきと伸びる背丈に服が泣く |
和幸 |
めきめきと横に成長してしまい |
喬旅人喬 |
軋む音地震のたびに転居論 |
玄也英雄玄也 |
(秀句)㊥ |
伸びた背に学力だけは追いつかず |
敏彦 |
(軸吟) |
AIの進歩が人知越す怖さ |
時雄 |
共選B『めきめき』 園山 高遠選 |
(佳句) |
めきめきと進むデジタル追いつかず |
輝好 |
めきめきと背丈伸びても未だ子供 |
滋郎 |
三歳児あっという間にワンパクに |
憲和幸 |
軋む音地震のたびに転居論 |
英雄 |
二段ベッド帰省息子に軋み増し |
信雄 |
(秀句) |
めきめきと横に成長してしまい |
旅人 |
(軸吟) |
めきめきと売り上げ伸ばす日本食 |
高遠 |
兼題 『 出発 』 今田 和宏選 |
(佳句) |
満月で今日の夜逃げはとりやめる |
敏彦 |
百歳のローソク目指し喝入れる |
はじむ |
嫁ぐ朝無口の父が頷いた |
憲 |
呱々の声高らかベビー世にデビュー |
和幸時雄和幸 |
出発は妻の化粧ののり次第 |
敏彦 |
(秀句) |
作り笑顔で母が手を振る無人駅 |
旅人 |
(軸吟) |
どうせ逝くならしんがりを承る |
和宏 |
互選句 『 スピード 』 句頭の数字は得票 |
⑤覆面と知らず追い抜き青切符 |
敏彦 |
⑤もたつきを嘲るように時は過ぎ |
時雄 |
⑥AIについて行けない戦中派 |
和宏 |
⑥加齢かな歩きとしゃべり遅くなり |
一男 |
⑥残された余命スピード控え目に |
滋郎 |
⑥門松を外し気付けばクリスマス代 |
和幸 |
⑧出張が日帰りとなる味気なさ |
英雄 |
⑨早よ行って爺はのんびりマイペース |
高遠 |
⑱即決が出来ぬ上司の保留箱 |
征治 |
⑱のんびりと鈍行愛しひとり旅 |
明次 |
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