《投句》21名 (投句句会)
| 特別課題『 健 』 米井 とみこ選 |
| (佳句) |
| 健康も金暇やる気三つ揃え |
時雄 |
| 健康が宝と老いて身に沁みる |
時雄 |
| 会えずとも友は健やか句で分かる |
英雄 |
| 健康が気になり過ぎてノイローゼ |
旅人 |
| 健康が一番大事命より |
旅人 |
| (秀句) 秋の気配を感じます。 |
| 不都合は健忘症と言うて逃げ |
征治 |
| (軸吟) |
| ランニング靴ウエアーをまず揃え |
和幸とみこズユキ |
| 共選A『あらあら 』 河邉 滋郎選 |
| (佳句) |
| 年金の目減りあらあら又値上げ |
和宏 |
| 大好物あらあら賞味期限切れ |
せいじ |
| あらあらと化けて楽しむハローウィン |
明次 |
| 若人の荒々しさは伸びしろだ |
喬一男喬 |
| あらあらと見違うほどの変わりよう |
玄也 輝好玄也 |
| (秀句)㊥ |
| あらあらで済ますおかんの肝っ玉 |
敏彦 |
| (軸吟) |
| 正座してあらあら立てぬこれも歳 |
滋郎 |
| 共選B『あらあら 』 寺川 はじむ選 |
| (佳句) |
| ストレスが溜まりあらあら鬱になる |
滋郎 |
| 正座してあらあら立てぬこれも歳 |
滋郎 |
| 食べこぼし爺は孫からお説教 |
征治幸 |
| あらあらで済ますおかんの肝っ玉 |
敏彦 |
| 何をしに二階へ来たかまた下へ |
公誠 |
| (秀句) |
| あらあらと笑顔で叱る内は良い |
一男 |
| (軸吟) |
| でしゃばって重い荷物を背負わされ |
はじむ |
| 兼題 『 優 雅 』 喜田 征治選 |
| (佳句) |
| 花一輪優雅さ添える部屋の主 |
英雄 |
| 練り歩く夫見直す秋祭り |
とみこ |
| 張りこんだ優雅な宿も馴染まない |
はじむ |
| 「ひやおろし」カラスミ添えて夢心地 |
和幸信雄和幸 |
| ポケットに使える金が十五万 |
公誠 |
| (秀句) |
| 風雅とは縁ない暮し秋刀魚焼く |
和宏 |
| (軸吟) |
| 猛暑とは気付かなかった軽井沢 |
征治 |
| 互選句 『 レッスン 』 句頭の数字は得票 |
| ⑥手解きを受けても出せぬ祖母の味 |
敏彦 |
| ⑦教え魔でハンデ三十嫌われる |
征治 |
| ⑧レッスンを受けて素質の無さを知る |
滋郎 |
| ⑨ミスしてもセンスがあると講師褒め |
英雄 |
| ⑩秋祭り子らが揃って打つ太鼓 |
とみこ |
| ⑩日本語も危うい爺が英会話 |
旅人 |
| ⑩昭和の子塾はソロバンだけで済み |
和幸 |
| ⑩手習いの手からこぼれる卒寿坂 |
和宏 |
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