4月度釣行の記録  

-今年初めての釣行は旬のガシラ釣り-      

☆釣行日:4月9日(木)  快晴 最高温度: 22℃ 波高: なぎ

☆概況 : 桜が満開となり、加太港への途中あちこちで眼の保養をさせてもらう。11:30に港に到着。三邦丸は3隻が所属し内2隻(青と白)が岸壁に係留されていた。早めに弁当を開くとまさに童心に帰って遠足気分である。身支度を終え、釣座を籤引きで決めていると早朝便が帰って来た。一番大きな赤の船体である。交代で乗り込み準備に取り掛かる。私の釣座は左舷艫。乗船10名の貸切なので、かなりの間隔で座ることができる。船は間もなく12:20に岸壁を離れた。ガシラ釣り用の仕掛けに粗塩漬けしたスルメイカの切り身のパックが配られていた。足元には獲物を泳がすイケス代用の容器が置かれていて給水管が差し込まれていた。目の前を通り過ぎる波止には大勢の釣り人が並んでいる。

港を出て約15分足らずで最初のポイントに到着。ブーッという合図とともに仕掛けを投入する。期待で胸が踊る瞬間である。今日は水深約30mなので電動リールや竿受けは不要。アンカーを海底に引っかけずに行う流し釣りである。ポイントを過ぎるとまたブーッと鳴って仕掛けを上げる。そしてポイントの潮上へ移動する。これの繰り返しである。仕掛けが根掛かりしないよう錘で海底を叩きながら探る。然し、暫く経っても竿先に魚信は全くない。船上の誰にも獲物が掛かっていない様子。今日は大潮で潮の流れが早い筈だが気になる程の潮流でもない。そうこうしているうちに、右隣の阿部会員が真っ先に型の良いガシラを上げた。聞くとアタリははっきりしているとのこと。次は私の番であると期待したが、そうはうまく行かない。

友ヶ島の遥か彼方には数多くの釣り船がひしめき合っているのが見える。マダイか桜ダイ釣りの船であろうか?近くには1〜2隻が流しているだけで釣り場も貸切状態である。

2:30PM頃になってやっと第1号が掛かった。18cm位のまずまずのサイズである。やれやれこれでボウズ逃れができた。その間に阿部会員のイケスには10匹以上が水面で音を立てて元気よく泳ぎ回っている。僅か3mの釣座(位置)の違いでもこのように釣果に差が出るものなのか。よく観察すると竿釣りから手釣りに切り替えていて、仕掛けも違うようである。さすがに名人芸・技であると感嘆する。

後半になってタイミングの要領が分かるようになり、時合いもよくなったせいかタテ続けに釣れるようになった。特に、終了間際のポイント(加太休暇村の崖下付近)で調子が上がったが、クラゲの大群が浮遊していて仕掛けを上げるときに幹糸・ハリスに触手が引っ掛かり邪魔になり 鬱陶しいこと夥しい。尚、騎馬会員はエサをスルメイカから持参したアオイソメに変えてベラ狙いも奏功した由。

4:50PMに終了。5:00PM過ぎに帰港。今回は好天に恵まれた絶好の釣り日和でしたが、釣りムラが あったのがいささか残念でした。今年は大阪湾のイカナゴが不漁で、その影響もあってかメバル同様ガシラも数釣りができなかったのではと勘ぐりさえした次第です。

☆釣果
竿頭:  阿部会員 ガシラ x 28 大べラ x 1
大物賞: 青木会員 ガシラ 22cm
      騎馬会員   同上

☆参加者 10名 (阿部、園山、堀口、城市、林田、騎馬、小川、青木、坂本、吉中[記])

                   写真をクリックすると大きく表示します


途中ひとときの観桜

阿部会員のイケス
(前半)

加太休暇村の近くで

三邦丸の僚船

加太港赤灯風景

赤灯の先端

4時間半あっと言う間に

阿部会員の釣果の
一部

林田会員の釣果
一部

                 H21年度釣行リストへもどる  トップページへもどる