10月度釣行の記録
- タチウオ釣り・・・期待空しく貧果に終わる −
☆釣行日: 10月16日(金) 快晴 最高気温 23℃ 水温:22℃ 波:ベタ凪→0.5m
☆釣り船: 泉佐野港IML(泉佐野マリンライフ)所属の「黒潮丸」1:00PM出港の午後便。 釣り場は
神戸沖。
☆概況: 先週末に10年来の最強台風18号が近畿に接近し東海から日本列島を縦断したため、当初の釣行予定日(10/8(木))から急遽1週間延期した。今日は快晴で絶好の釣り日和。
昼食を終えて参加者10名が泉佐野港のマリンライフ所属の「黒潮丸」係留所前に集合。この船はIMLの特別会員用の専用船で、キャビンがゆったりした快適な個別シート付きなので
これの貸切を交渉した結果、厚かましい希望に応じて貰えた。
支度を整え、釣り座を抽籤し、クーラーボックスに氷を入れ、乗船名簿を受付に渡し、料金を払って乗船。出船までの間に、持参した竿受けを舷側に固定、竿に電動リールを装着、1時頃に出港した。船は北西に航路を取って順調に航行。出港後約45分で最初のポイントに到着。目の前には三宮辺りから明石大橋まで神戸の街がパノラマで眺望できる。
錘負荷30号の短い竿に電動リールをセットし、タチウオテンヤ(錘50号)の上にケミホタルを装着し配られた解凍イワシを細いワイヤーで括りつける。「底50mから5回ほど巻いて更に20mの範囲でゆっくりタナを探ってみて」との船長の声で、第1投。暫くの間何の当たりがない。何度も 超スローでタナを上げたり、下げたりして試行錯誤を繰り返すが依然として竿先にさっぱり反応がない。
1時間半も経った頃、突然穂先がふわ〜っと浮き上がった感じがした後、強い引き込みがあり、続いて2度目の引き込みがあったので合わせをしたとき、その様子を見ていた操舵室の船長が「しゃくらずにそのままゆっくり巻いて」というのでその指示に従ったが、巻き上げている途中で竿先が軽くなった。タチウオ釣りの場合、エサを食い上げることもある。多分そうであろうと半ば期待を込めてリールを巻き上げたが、期待はずれに終わった。エサは腹から下が綺麗に食いちぎられていた。船長が「当たりがあったらそのまま巻き上げてね」とアナウンスして念押しを怠らない。その後3回部分的に食いちぎられ、または全体的にボロボロになって上がって来たが、うまくタイミングが合わない。
当たりがないと見ると船長が船の移動を何度も繰り返す。その都度水深が異なり、浅い場所で40数m、深い所で80m近くもある。かなりの差が出るのでタナを見極めることが難しい。4:30PM頃船長が「そろそろ時合になって来たよ。タナが上がって来たので、底から探って水深15m位まで巻き上げて見てね」とのアナウンス。その頃になって船上はやっとボツボツと活気づいて来た様子であるが、散発的である。
やがて夕日が西に沈みかけた頃、集魚灯が点く。船長から「電動でもチョコチョコ巻いて誘いをかけてやらんなあかんよ」との声が掛る。残り時間が少なくなったので穂先に神経を集中させて気合いを入れるが、幾ら待ってもエサが食いちぎられた跡形がない。明らかに獲物がいないか、またはタナが合っていない証拠である。海上には大型タンカーが往き来しているが、気のせいか神戸空港に発着する機体を見たのは1度だけで、あたかも今日の貧果を象徴しているかのようであった。
7:00PM前に納竿のアナウンスがあり、後ろ髪を引かれる思いであるが、そそくさと釣り具の後片付けをする。結局船上のタチウオの釣果は8匹だけ。今年最後の船釣りで期待したが、僅か5名が辛うじてボウズを免れ、残り5名が、不運に泣く結果となりました。尚、大物(バリュー)賞としてIMLの無料乗合乗船券(2枚)とキャンペーン中のドラゴンタチウオ(1mオーバー)のステッカーが贈呈されました。
☆釣果:
竿頭 = 城市会員 (タチウオ x 3)
大物(バリュー)賞=林田会員 107cm
小川会員 105cm
☆参加者:10名(阿部、堀口、城市、騎馬、林田、小川、久保田、青木、衣川、吉中[記])
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神戸沖のポイント着 |
同左 明石大橋を臨む |
左舷船上の様子 |
堀口会員 左舷艫 |
城市会員 右舷胴 本日の竿頭 |
久保田会員 納竿直前 最後に笑う |
林田・小川会員 大物賞をゲット |
同左 IMLからの大物賞 (ステッカー)も |
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