11月度釣行の記録
-海上釣堀ぽ〜と田尻 in 泉佐野 -
☆釣行日: 11月12日(金)7:00AM〜2:00PM 快晴 気温:12→17℃
☆概況:
歳月の経つのは実に早いもので、今回の釣行をもって当同好会発足後12年、第101回目という節目を迎えた。現在の会員13名中発起当初からの会員は2〜3名に過ぎないが、これは会員の新陳代謝が意外と早かったことの証左であろう。特に、歳を取るにつれて何かと体調が優れないか何かの理由で退部・休部を余儀なくされる会員が多いのは止むを得ないことである。しかし、今回も体と腕に自信があり、またはそうでなくても釣りを楽しみにしている猛者10名(特別参加の中村氏を含む)が早起きして田尻ぽ〜と海上釣堀の駐車場に6:00AM前に集合した。
今日の獲物は定番の<マダイ>と期待の<シマアジ>。前日までの残り福である青物は多分<カンパチ>、<メジロ>か<ハマチ>あたりであろう。各自、思い思いの餌を持参、または来る途中のエサ屋か釣堀入口に来ている出張販売の軽トラで不足している種類のエサを購入して貸切筏に渡り、抽籤で2基に分かれ着座して準備に取り掛かる(6:20AM)。筏当たり5名ずつなので極めてゆったりと釣りが楽しめると思われる。平日にも拘わらず、一般用筏にも釣り人がかなり埋まっている。
先ずはマダイを狙って仕掛けをセットしウキ下を調整する。水深5mなのでウキ下3ヒロ少々で底近くを狙う。この釣堀は釣り開始前に第1回目の放流を行い、嫌が上にも戦意高揚を図り、1日に都合4回の異種放流で魚の活性を高めてくれている。針にダンゴ(生ミック)を付けて7:00開始の掛け声を待った。
早朝の良い時合いでもあるし、マダイの放流後でもあり、釣り開始後間もなくウキが沈むことを期待したがいっこうにその気配がない。竿先の位置を変えてみたり、竿先をゆっくり上下させて誘いを掛けてやっても結果は同じでエサが付いたままである。全く音沙汰がなく静寂が続く。水温が下がり魚の活性度が低下しているのであろうか、どこかに群れて待機しているのであろうかと色々と想像を巡らす。
その後暫く経ってから、向こう側の誰かの竿が曲がり、獲物が水面を叩いてタモに収まった。やっとチャンス到来とほっとする。やがて私のウキもすう〜っと水中に消えた。3〜4回やりとりした後、やっとタモで掬って貰った。30数cmの綺麗なピンクをしたマダイである。続いて竿先を締め込んだタイは先刻のよりも更に大きく強引な引きを見せてくれた。今度は50cmあり、当日の大物(バリュー)賞となった。但し、期待の<シマアジ>はさっぱりで、当日はマダイ5尾だけに終わった。
その頃 左隣の衣川会員が筏のコーナー近くで縦続けに入れ食いモードで<シマアジ>を上げている。<シマアジ>は未だ放流されていないにも拘わらず不思議なほどよく釣れている。よく観察すると、ウキなしにカウンター付きリールでズボ釣りをしていた。エサは活きシラサエビとのこと。リールの巻き上げ・下げがうまく誘いになっているのであろうと納得する。そうこうしている内に2回目(<シマアジ>)の放流があり、衣川会員の釣果がマダイを含めて益々上がった。昼近くにはメジロも追加した。
全体的には釣果にムラがありましたが、先ずまずの釣果が得られたと思われます。来月の今シーズン 最後の釣行で有終の美を飾りたいものです。
☆参加者:10名 ・・・阿部、堀口、城市、林田、騎馬、小川、久保田、衣川、中村繁博
(特別参加)、吉中(記)
☆釣果: 竿頭 = 衣川(マダイ・シマアジ・メジロ等 合計20尾)
大物(バリュー)賞 = 吉中 マダイ 50cm
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