9月度釣行の記録

☆釣行日:9月9日(木)14:0021:00
☆天候:晴れ ☆潮回り:大潮
☆対象魚:アジ、タチウオ ☆釣り場:オバセ(アジ)、湯浅湾(タチウオ) ☆釣り船:第3なぎ丸
☆参加者:8名(阿部、小川、騎馬、久保田、城市、堀口、吉中、衣川[]
☆概況:
今年もタチウオの季節がやってきた。当初の計画では9月例会は明石の「タコ釣り」だったが、「タコ釣り」が極めてマニアックな釣りで難しいのと、最盛期に比べ、全般的にたこの釣果が落ちてきていることから、小川代表幹事が再度会員全員の意見を聞き、多数決で今回の「アジ・タチウオの2本立て」に決まった。湯浅港なぎ丸駐車場に到着したのは、午後1時半。各自クーラーBOXに氷を入れ、船に乗り込んだ。船は大型で、トイレも広く釣座も背もたれ付きでゆったりしている。先ずはアジ釣り。船を走らせること約50分、オバセに到着した。海面はナギで、昨日までの台風の余波もなさそうだ。船長の合図で胴付き仕掛け(7本鉤、錘80号)を投入する。水深は約70m。底から2〜3m巻き上げて撒き餌をすると、早速コツコツと小気味良いアジのあたり。電動リールのスピードを落として慎重に巻き上げると25p前後の真アジがダブルで上がってきた。アジ釣りは終盤近くに「シイラ」が海面近くに現れ、何度か釣ったアジを略奪されるハプニングがあったものの、2時間余りで2030pの真アジ(マルアジ混じり)26匹の釣果となった。参加会員も全員2030匹の釣果を上げ、お土産を確保出来たので、5時頃にはアジ釣りを切り上げ、タチウオ狙いのために湯浅湾に移動した。何といっても本日のメインは「タチウオ」である。船長が配ってくれた胴付き2本バリの仕掛けは使わず、自作の天秤ふかせ2本バリ仕掛けで挑戦した。以前に天秤ふかせの餌釣りで、30匹以上釣り上げた経験が脳裏から離れないのだ。水深は約40m「底から上5mまでをゆっくり探って」との船長指示。餌は公称「さんまの切り身」となっているが、どう見ても「塩サバの切り身」だ。昨今のさんまの高騰が、こんな所にまで影響しているようだ。船長の指示棚を何度も何度も探って見るが、タチウオらしき魚信は皆無である。そのうち日没となり、集魚灯も点灯し「さあ、これから30分が勝負」と気合を入れるも、相変わらず魚信無。結局9時に納竿となったが、私は1匹も上げる事が出来なかった。私の横で釣っていた城市会員が2匹を釣り上げて当日の竿頭となった。参加会員8名でタチウオ5匹という散散たる結果に終わってしまった。幸い来月も、淡路沖でのタチウオ釣の計画になっており、淡路でのリベンジを誓って全員帰途についた。今回のタチウオ釣りで、腑に落ちない事が一つある。釣り船に船長の助手として乗り込んで来たおじいさん(歳の頃は70代半ばで、昔はバリバリの漁師だったように見受ける)。同じ仕掛け、同じ棚、同じ餌で釣っていたが、一人で20匹以上釣り上げて、下船後お土産として皆に配ってくれた。「プロとアマチュアの差」では済まされない屈辱を感じたのは、私だけでは無かったと思う。「易しくて難しい」のがタチウオ釣りのようである。あのテツ&トモの名(迷)曲「♪なんでだろ〜〜 なんでだろ〜〜」が、ついつい鼻歌になって口をつく今日此の頃である。
☆大物賞:タチウオ95p 城市会員 /85p 騎馬会員
☆竿頭::タチウオ2匹 城市会員
☆全体の釣果:タチウオ5匹 アジ約200匹 シイラ2匹 鯖フグ1匹 グチ1匹

写真をクリックすると大きく表示します

トップページに戻る

H22年度釣行リストに戻る

大物を手に城市会員

リベンジを誓って

タチウオ釣りの様子

湯浅港を後にいざ出陣

繋留中の第三なぎ丸