5月度釣行の記録
---数はやや物足りないが大型マアジ釣りで満足度アップ---
☆釣行日:5月16日(月) 晴れ 最高気温 24℃ 若潮 上り潮 波高:凪〜1.0m
☆概況:当初5月12日(木)の釣行予定であったが、台風1号の近畿地方への接近に伴う風雨注意報発令がほぼ確実となったため急遽延期となったもの。参加者7名が車2台に分乗して4:00AMに奈良を出発。5:40頃湯浅中央港の「孝漁丸」の係留場所に到着。程なく船長がやって来たので、早速釣座を抽選で決めて.乗船した。当船の利用は初めてであるが、全長12mと10名程度の乗船に恰好の大きさである。船側の竿受けを固定する板幅が厚く持参した竿受けを取り付けるにはサイズが合わないので船長からスーパーラークを借りることにした。気さくそうな船長が面倒がらずにセッティングもしてくれた。
6:10頃出港し、約30分で釣りポイントである湯浅湾沖(沈船周辺)に到着した後、暫くの間ポイントの近辺をぐるぐる回ってからアンカーを降ろした。仕掛けは鉄仮面80号に船長仕掛け(3本針で上2本はサビキ針)。餌のアミエビを鉄仮面に入れて7:00頃第1投。水深70m。着底したら3m巻き上げてコマセを撒く。暫く待って反応がなければ、更に3mリールを巻いて、コマセを撒くようにとの船長のアドバイスである。それでもだめならリールを巻き上げて.アミエビを頻繁に詰め直すようにとのこと。
約1時間経過したが、竿先に反応がない。少し移動した後、仕掛けを投入した後、底から3mで誘いを掛けて見たところ竿先がピクピクッと動き、次いでギューンと海中に引っ張り込まれた。ヒットした獲物が何か分からないが、そこそこの大型であることは間違いないと確信する。リールで巻き上げている間も時々小気味よい引きを見せている。この様子を見ていたのか操舵室の船長がタモを持って来て、掬って取り込んでくれた。「でかい平アジ(マアジ)や」との祝福を受ける。これが当日の大物(バリュー)賞となった。
しかし、その後が続かなかった。どう見ても船上全体的に貧果である。刺し餌のオキアミが配られたので、一番下の針にオキアミを付けてみたが効果がなかった。魚が少ないせいであろう。餌がいつまでも付いたままであった。正午頃、次のポイント(白崎沖)に約30分掛けて移動した。水深は約10m浅い。潮も動き始めている様子である。暫くすると全体的に釣果が上向き始めた。左隣(艫)の久保田会員がそれまでとは打って変わったように順調に上げている。しかもダブルで。私も負けまいと気合いを入れる。丸アジ混じりのようだが私には幸いにもマアジだけ、しかも40cm近い良型揃いである。終盤に18cmと22cmのガシラを追加した。
船長の計らいで2時間も無料延長してもらったので大変有難かった(10時間も船上で楽しんだことになる)。時間延長がなかったらもっと貧果に終わったところである。数にはやや物足りなさを感じたが、大型マアジの引きで十分堪能することができた。
☆参加者:7名 (阿部、堀口、城市、騎馬、小川、久保田、吉中[記])
☆釣果:合計75匹 (マアジ、丸アジ、ガシラ)
竿頭-----久保田会員(マアジ等15匹)
大物(バリュー)賞-----吉中会員(マアジ40.5cm)、堀口会員(マアジ 40.0cm)