☆釣行日:10月13日 ☆天候:曇り時々雨 ☆潮回り:大潮 ☆釣り船:小島 平成丸
☆大物賞:タチウオ110p(阿部会員) 106p(中田会員)
☆対象魚:タチウオ ☆釣り場:小島沖
☆竿頭:阿部会員タチウオ14匹 ☆全体の釣果:タチウオ62匹
☆参加者:6名(阿部、小川、騎馬、久保田、中田、衣川[記])
☆概況
今年はタチウオ不漁の年なのか、10月に入っても大阪湾にタチウオの大きな群れが入って来ない。そんな中で10月度の定例会は小川代表幹事の苦心の選択で、小島沖の五目釣り+タチウオ釣りに決まった。タチウオが不調であっても、五目釣りでそこそこ楽しもうという二面作戦だ。参加会員は事前の連絡で、五目釣りとテンヤのタチウオ釣りの両方の仕掛けを準備して、AM11時30分に泉南小島漁港に集合した。小雨がポツポツ降り出す中、乗船準備をしていると海星丸が釣り客1人を乗せて帰ってきた。「釣れましたか?」と釣り客に声をかけると「ぼつぼつですわ」との返事。ぼつぼつでは分らないので、あつかましくも海星丸に乗り込みクーラーを見せてもらうと、なななんとメーターオーバーの良型数匹を含めタチウオ20匹の釣果だ。続いて平成丸の午前便が9名の釣り客を乗せて帰港。釣果を尋ねると、やはりメーター級を含めてタチウオがそこそこ上がっていた。 俄然、意気上がる会員に呼応するように、船長も「今日はタチウオ一本でやるよ」との事。 12時過ぎに出港し小島沖の釣り場には12時30分頃到着した。数日前から釣れ出したばかりだというのに、小島沖には既に20数艘の遊漁船が群がっている。 水深は60〜70m。「群れが小さいから、棚は広く探ってよ」との船長からのアドバイス。 40号のテンヤに餌のイワシをくくり付け、水深60mあたりから3m刻みに上に探っていくことにした。1投目、2投目と当たりなし。既に中田会員と阿部会員が良型を上げていたが、私にも第3投目でやっとそれらしきモゾモゾとした当たり。ここはじっと我慢の子を決め込んでゆっくりリールを巻いて誘いをかける。次にコツンと1度だけの当たり。まだまだとさらにゆっくり巻き上げて誘うと竿先がグイグイグイと3度首を振る明確な当たり。ここぞとばかりに合わせるとズッシリ重たいタチウオが鈎にのり90pオーバーの良型をGETだ。タチウオの当たりは様々で、リールを高速で巻き上げている時でも強烈に引ったくるようなもの、餌をくわえてじっと止まるもの、餌を食い上がって竿が急に軽くなるもの等々、千差万別である。この千差万別の当たりに対してどのように対応するかで、釣り人の技量が問われる釣りでもある。鈎に掛けるまでのこの繊細なやり取りと、豪快な引きの両方を楽しめるのがタチウオ釣りの魅力だ。当日私は80pから100pの良型ばかりを10匹釣ることが出来た。他の会員も各人良型揃いを10匹前後釣り上げ、日没が近づく17時30分に納竿となった。尚、いち早くこの日の当たり棚を見付けた阿部会員が14匹を上げて当日の竿頭となった。又大物賞もメーターオーバー続出の熾烈な競争の結果、阿部会員と中田会員がGETした。
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