2013年7月釣行記録
ーブランド蛸を求めて明石沖へ 出た3.38キロの怪物!!ー
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☆全体の釣果:マダコ 45匹
☆竿頭:阿部会員 14匹
☆釣行日:2013年7月24日 ☆天候:曇り ☆潮回り:大潮
☆概要:
7月定例は、明石沖でのブランドダコ狙いだ。事前の報道では、形も数も昨年を上回っているようで、期待は膨らむ。3台の車に分乗し、今回お世話になる「つりぶね有馬」のある垂水漁港に7時30分頃到着。8時には会員7名を乗せて出港した。漁港を出ると進路を西にとり、明石大橋の下をくぐって一路明石沖に向かう。
30分ほどでポイントに到着。薄曇りで、そんなに暑さも感じない絶好の釣り日和である。波も静かで水深は8m。大半の会員が竿釣りを選択したが、私は釣り船に備え付けの手釣り道具を借りて釣り開始。タコテンヤに、豚の背脂とイワシをくくりつけて投入する。タコがこのテンヤに乗ってきたところを、引っかけて釣る寸法だ。
実は、私は今回が初めてのタコ釣り。水深8mなのに、道糸は15m出てさらにどんどん出ていく。「もう底ついとるでぇ」と船長の声が聞こえる。初体験の釣りで、底が砂地の為、50号のテンヤでは底取りが難しいのだ。しかし、そこは「釣り同好会5年生」2〜3回流すうちに底取りが出来るようになってきた。私の横で、タコ釣り実績豊富な阿部会員が、次々と良形のマダコを上げている。「タコがテンヤに乗ったらハッキリ分かるよ」の言葉に励まされ、底ギリギリで誘いをかけ続ける。阿部会員が4匹釣り上げ、腕の差を痛感していたその時、正にテンヤが根掛りしたような重たい感触が伝わってきた。「これだ」とばかり、思い切り合わせて、道糸を手繰りあげると、やや小ぶりだが、500g程度のマダコが顔を見せてくれた。
その後も、随所でぼつぼつマダコが上がりだし、タコ釣りも佳境に入ったその時、右舷舳先近くで釣っていた小川会員の、硬いタコ釣り用の竿が大きく撓っている。横で堀口会員がタモを持ってスタンバイするも、なかなか上がって来ない。やっと上がってきたのが、なんと3.38sの大ダコ。船長も「こんなの滅多に見れんわ」とのお墨付き。全長は1mを優に超し、足の付け根近くの吸盤は百円玉以上という怪物だ。
釣り初めて4〜5時間経つと、潮が飛ぶように流れ出し、底取りもままならぬ状態になってきた。釣果もピタッと止まり、船長も思い切った場所移動を試みてくれた。約20分程走り、淡路島の直ぐ近くのポイントに船を着けた。しかし残念ながら、ここでも一匹も上がらず、午後2時に納竿となった。結局、私は400gから800gのブランドダコ5匹の釣果だったが、初挑戦としては、まずまずではなかったかと思っている。経験豊富な阿部会員が1.24sを筆頭に14匹上げて、竿頭となった。しかし、なんといっても今晩、夢にでも出てきそうな小川会員の怪物OCTOPUSが、話題を独占した7月定例会だった。
☆対象魚:マダコ ☆釣り場:明石沖 ☆釣り船:垂水漁港 つりぶね有馬
☆参加者:7名(阿部、小川、騎馬、園山、中田、堀口、衣川[記])