釣行日 | 2016年9月28日 | 天候 | 晴れ | 潮回り | 中潮 |
対象魚 | タチウオ | 釣り場 | 神戸沖 | 釣り船 | つりぶね有馬 |
参加者 | 8名(小川、騎馬、久保田、園山、藤田、浜田、衣川、阿部[記]) | ||||
概況 | 今年は台風の発生が少ないと思っていたら、7月に始まり8月7件、9月に7件と矢継ぎ早の発生で、やはり、当初の予定が変更され9月28日となった。 兵庫・垂水漁港のつり船有馬に8名が乗船し、午前7時出港する。南東に進路を取りおよそ30分で神戸沖が本日のポイントだ。 例年、最盛期には大型遊漁船、レジャーボートでひしめくが付近には船影が見当たらない。よくよく探せば遥か彼方の右舷側、左舷側ちらほら程度で淋しい限りだ。気付けば海の色が想定と大違い、黄色がかったようなベージュ色で大変濁っているではないか。不安がよぎる。 船長の第1声≪74m≫で緊張の50号テンヤの第1投。定着後、入念に手巻でスロー4の速度で巻き、時々テンションをかけ探るが何の反応もない。2投目、3投目と懸命にタチウオからの返信を待つが音沙汰なし。≪上げて≫。 1時間、2時間経ちエンジン音のみ聞える船内は何か異常で、早く釣れてほしいと願うが何の変化もきてくれない。 突然、後部でバタバタ音が聞こえ≪棚は?≫≪水深は?≫とエンジン音をかき消す騒ぎだ。≪上や、底から30mや≫と。 タチウオのテンヤ釣りは奥が深く、まず当たり棚が幅広く、当たりも種々多様で、また誘いも千変万化で、当たりもないのに餌をとられたり、≪上げて≫の合図で全速巻で釣れたり、まさに幽霊魚の所以だ。 俄然、活気が船内をみなぎり、さあ〜これからだ、と懸命に反応を待つがやって来ない。また、同じ釣り人が良型をGet、タチウオはいるのだ。このような繰り返しが4度も同じ釣り人がやってのけ、他の釣り人には羨望の的だ。何かが違う、何が違うのか、わからない。 とうとう、午後1時釣り終了だ。無理を言って30分の延長をしてもらうが、ここで釣れてくれれば釣行記もぱっと華やぐが、そうはいかない。とうとう、実釣6時間幕を閉じた。 当日、8名が挑戦しタチウオの顔を見たのは3名で、5名にはタチウオは微笑まなかった。 9月20日を前後して、タチウオが産卵に入った。また、神戸沖より洲本沖・由良沖への移動も情報誌や釣り宿で聞かれていたが、この情報は、釣れなかった人には朗報だった。 |
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大物賞 | タチウオ 久保田会員、藤田会員、浜田会員 | ||||
竿頭 | 久保田会員 タチウオ5匹 | ||||
全体の釣果 | タチウオ 7匹 |
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2016年9月度釣行記録
「ああ無情!!!、
8名でタチウオの顔を見たのは3名とは」