2018年4月釣行記録
ー狙いの金アジが釣れずマルアジにー
釣行日 | 2018年4月19日(木) | 天候 | 晴れ | 潮回り | 中潮 |
対象魚 | 金アジ・イサキ | 釣り場 | 南部沖 | 釣り船 | 築山丸 |
参加者 | 7名 [小川、園山、騎馬、久保田、長田、浜田、阿部(記)] | ||||
概況 | 今年もいよいよ釣り同好会の活動の始まりだ。4月第1弾は例年金アジ釣りであるが、今年は早くも1月の終り頃から釣れ始め、型も数も申し分なく金アジ一色の好況が続いており、最近では外道に嬉しいマダイやメジロが混じる。ただ少しの懸念は4月も中盤に入るとマルアジが混じりだしたようだ。 午前11時、築山丸係留場・南部堺港に着き準備完了、程なく早朝便が帰って来た。釣り人の顔も明るく、ほぼクーラー満タンで金アジにマルアジ混じりに、40cmオーバーの大型ウマズラハギも場所をとり、これを見せられては我々の釣果も約束されたようなものであると妙な自信の船出となった。 快晴無風、ベタ凪の初夏を思わす好天に、2艘1組のシラス漁の船団が数組見え、ああ~水温も上っているのだろうなと、20分も走ったろうか真北に≪国民宿舎紀州路みなべ≫が見える水深43mが本日のポイントだ。 100号鉄仮面にアミエビを詰め第1投。やや艫へ流れる下り潮で期待と不安が入り混じる微妙な心境で電動を巻き続けるが当たりなし。2投目3投目も何の反応もない。あれぇ~、どうなってるの。≪上げてぇ~移動するよぉ~≫とポイント移動。魚探には底びっしりと魚影が映り、これでも釣れないのかと疑心の再投入。 金アジが居着く好礁には多くの魚種が棲み分けしており、ボトム中心に狙うが反応がない。底から5mを何度か繰り返すも反応がないので更に巻き続けると初めての当たりがでた。電動りールには32mとでており、穂先に伝わる反応は実にひ弱で、瞬間≪金アジでないなあ~≫と巻き続けると海中に白い魚体が光る。第1号は27cmのマルアジだ。 その後もボトム中心の金アジ狙いのイメージが脳裏を離れず5m内を懸命に探るも反応がなく、そのまま10m以上巻き続けると穂先が押さえ込まれ、マルアジの棚は≪底から10m以上≫と分かるが、どうしても金アジほしさに底周辺を探ってしまう。 また、マルアジはよくバレた。釣った以上にバレた。アジの口は漏斗状になっており伸ばすと薄い膜の蛇腹状で「ガラスの唇」と言われよくバレる。そのため電動リールはゆるゆるにして釣っているが、金アジが釣れると電動リールは唸音を発し一時停止、道糸の引きだしもあるが、マルアジでは電動リールの唸音も道糸の引き出しもなく簡単に巻きあがる。 次は金だ、次は金と念じ釣り続けるが頑として金アジは混じらない中、午後4時30分には20数尾のマルアジがクーラーに収まった。≪あと30分、頑張ってぇ~≫に励まされ1尾長寸を念じ頑張るも虚しく5時納竿した。 ただ、これで終わっていれば実に平凡なる釣りで終わる所であるが、騎馬会員のクーラーを見て驚かされた。マルアジの底に44cmのイシダイが他を圧しており釣り早々にオキアミを刺して釣ったらしく、以前もアジ釣りで身餌でメジロを釣る何かをやってのける驚愕の釣り師である。 また、今年も解禁間もない≪トコブシ≫と≪南部の梅≫のお土産が待ってくれていた。最近、滅多に市場にでない≪トコブシ≫だ。釣った魚より有難い。 |
||||
大物賞 | アジ36.5cm:久保田会員、アジ36.5cm:長田会員 | ||||
竿頭 | 久保田会員 アジ40匹、マダイ1匹、 合計41匹 | ||||
全体の釣果 | アジ:223匹、マダイ:2匹、石鯛:1匹 合計226匹 |
写真をスライドショーで見れます
下記写真をクリックすると大きく表示します。