釣行日 | 2019年8月8日 | 天候 | 晴れ | 潮回り | 小潮 |
対象魚 | アカイカ | 釣り場 | 白浜沖 | 釣り船 | 築山丸 |
参加者 | 6名 :阿部、小川、園山、久保田、浜田、騎馬(記) | ||||
概況 | 8月の定例釣行はアカイカ釣りだ。春から夏にかけて産卵のため水深20m~40mほどの浅い内湾に上がってくる。スルメイカに比べると柔らかく濃厚な甘味、癖のない上品な味で美味しく、刺身、煮つけ、一夜干し等いろいろな料理に適している。 台風8号の通過と9、10号の接近が心配されたが難を免れ無事釣行することができた。午後5:00に乗船開始しそれぞれが釣り具、仕掛けの準備を始めた。釣り初めは従来の浮きスッテで釣ることとし、イカメタルは棚が浅くなってから釣れるよう両方とも準備した。 全員の準備が終え、まだ夕日が残る6:00予定通り出港、台風の余波で少しうねりがあったので通常より少し速度を落とし航行したがそれでも1時間足らずで目的のポイントに着いた。 エンジン音が静かになり船が止まると船長が「底70mに着いたらゆっくり10m上げて探ってぇ、当たりがなければ繰り返してみてぇ」との指示、数回繰り返すが誰にも当たりはなく船長が上げてぇ」次は「50mから探ってみてぇ」「40mから探ってぇ」次々に棚を変えて探るようになった。やっと43mのところで当たりがあり慎重に上げて見ると小ぶりのアカイカだったが、釣り人にとって最初の一匹は最高の喜びだ。今日はいけるぞ‼ アシスタントのおばさんによるとこれが船で最初の一匹とのことで、皆さんに「棚」を伝えてもらった。2匹目以降はぼつぼつ上がるが、ダブル、トリプルがない。そのうちやや重さを感じ上げて見ると一本のスッテに2匹かかっていたが、水面で一匹はばらしてしまった。その次はダブルで掛かったものの一匹目を取り込むのにもたつき2匹目は船縁りにくっつき「げそ」しか上がってこなかった。その後もぼつぼつ釣れ、棚もだんだん浅くなってきた。釣果もやっと「ツ抜け」となった。右隣の小川会員も、後ろの園山会員も次々と上げていた。ここまでは殆の皆さんが10匹そこそこの釣果であった。 やがて船長の「上げてぇ」の指示でポイントを移動する。次のポイントでは浮きスッテに変えいよいよ初めてイカメタルでの釣りである。しかし数十分間上下の誘いをかけるが何の反応もない、たまりかねてアシスタントのおばさんに竿を手渡しトライしてもらった。数分もして当たりがあったようでその感触を確かめるべく竿を手渡してもらった。少し重たさを感じるほどの手ごたえであった。上がってきたのは胴長10cm余りの小ぶりで補助浮きスッテにかかっていた。2匹目も同様にアシストしてもらった。おばさんの釣り方で分かったことは、「誘いは上下に、当たりを待つだけでなく、左右に振りながら引掛けるか、当たりを待つ」であった。それからは自身がトライし3匹目が釣れた時の感激はたまらない。誘いをかけ前あたりがあるところは鮎釣りに似ている。 イカメタルで数匹釣ったがやがて当たりも止まりかけたころ投入するなり大きな当たりがあり巻き始めるとグイグイと船底まで引き込まれた。てっきり鯖がかったと思ったが、やっと上がったのはこれまでにない大きなアカイカだった。これは当日の大物賞であった。これ以降終盤で入れ掛りモードになったが、残念ながら11:30分帰港の合図「上げてぇ」あと30分もあればもっと釣れたのに! 今回の釣りは非常に楽しかった。特にイカメタルでの釣りは①誘いと合わせは脈釣りでその感触がたまらない②引き上げるときのグイグイと手ごたえがある③浮きスッテと比べシンプルなのでお祭り騒ぎなどのトラブルが少なく手返しも速いので数釣りができる。183匹釣った人もイカメタルで釣ったとのこと。次回はもう一度この感触、手ごたえを味わいたいし皆さんにも是非ともイカメタルの釣りをお勧めしたい。今年のアカイカは6月から7月中旬頃までが最盛期の様であった。今回は時期的に少し遅かったものの一人平均20匹まずまずの釣果であり満足のいく釣行だった。 |
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大物賞 | アカイカ 胴長20㎝阿部会員、20㎝騎馬会員 | ||||
竿頭 | 騎馬会員 アカイカ29匹 | ||||
全体の釣果 | アカイカ 139匹、スルメイカ 4匹、鯖 1匹 |
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2019年8月釣行記録
≪楽しいアカイカ釣り。イカメタルはお勧め!≫