新年あけましておめでとうございます。
沢山の方々がこの新年のパーティーにご出席賜りありがとうございます。
今年もお元気なお顔を拝見でき嬉しく思います。 また平素は社業にご支援ご協力賜りありがとうございます。本日は限られた時間ではございますが 旧交をあたためていただければと思います。
今年社友会は35周年を迎えるということで、個人の趣味や特技を活かした活動や社会貢献活動も 発展しているところで、この発展に敬意を表するところです。
35年前というと1980年ですが、1979年度のシャープ単体の売り上げは3950億円でした。 年初に1兆円構想というのが発表されました。私も入社3年目で年初にその1兆円構想を聞いて 印象的な節目の年であったと記憶しています。当時の社員の平均年齢は30才で本当に若さ溢れる ベンチャー魂の溢れた会社だったと記憶しています。今シャープの平均年齢は42.5才です。
このエレクトロニクス業界で仕事をしていく限り、とにかく変化変化で常にチャレンジしながら前進してはチョット 軌道修正していく試練の連続ですから、これからの次のシャープを考えていくと、かってのように若い人を盛り立て ながらベテランはどうバックアップしていくかという新しい企業風土が大変重要ということで社長以下その風土改善に 一生懸命やっていただいています。是非皆様方にも暖かい支援をしていただきたいとお願いいたします。 マスコミでは色々なことを言っていますがあまり気にせず、我々は頑張っていきますのでよろしくお願いします。

昨年のこの会で私は3つの「外」をやると言いました。
1つは業界、経済界など対外的な活動を通じたシャープのアピール。
2つ目は海外、特にＡＳＥＡＮを中心としたところを支援していく。
3つ目は社外の有力な企業との協業とかトップセールスをやっていく。
と話しました。
これを通じて新しい事業やお客さん、新しい地域、販売チャンネルの開拓に貢献できればと思っています。
具体的には健康環境医療に関心を持って仕事をしています。シャープのプラズマクラスターイオン（ＰＣＩ）を 是非薬事認定を取り、医療機器として販売できる形で、ＰＭＤＡ（医薬品医療機器総合機構）に力のある大学と 連携しながら、薬事認定を取り、家庭用にも業務用にもハクを付けて他社との差別化が出来るようにしたいと思っています。
昨年日本がノーベル賞をとったＬＥＤですが、日本の照明は14兆円の市場ですが、ＬＥＤ化率はまだ1.4兆円位です。 特に産業用はほとんどが蛍光灯や白熱です。電車、船舶、高所の水銀灯などを省エネの視点で我々のＬＥＤを販売しようとアプローチしています。
皆様方には地域にネットワークをお持ちの方が沢山おられると思いますのでこのような活動にご支援いただければ幸いです。 それでは シャープと社友会の発展とご出席の皆様方のご健勝を祈念して乾杯したいと思います。

ご指名により中締めのご挨拶をさせていただきます。
このたびシャープのご厚意により、ＭＡＤＯの発行が終わっておりましたが 今回ＷＩＮＤの名前で創刊され、また会社との絆が大きくなったと喜んでいます。
昨年5月に佐々木元副社長が白寿を迎えましたがその時の面談の話で、シャープは大変な時だ、 チョットは役に立つことをしなさいよとの言葉をいただいたと聞いております。
また10月には太田元専務が95才で亡くなられましたが家族の方が生前の話としていつも シャープが好きで好きでたまらないと言うお父さんで会社を非常に心配していたとのお話がありました。
社友会全体は今日出席の方々は、特に好きで好きでたまらないという人の集まりでは無いかと思います。
シャープは大変な時だが元気を出してやっていくという社長の非常に力強い話を聞かせていただきました。
我々も本当にこころを凪げているところです。これからは、社友会はまだまだ元気です。同好会の活動を もっと活発にして、皆様方が健康で若々しく楽しい人生が送れるような部門もありますし、チョット知的な 、教養ある生活をしようとする方には絵画やパソコンなど多くがあります。合計23の同好会をフル活動させ いつまでもシャープファンとしてご支援させていただければと思います。
社会貢献活動では社会の人たちに少しでも役に立つことをやっていこうと、 ボランティア活動など地域に密着した活動を通じてシャープのイメージアップにつながればと思い 社友会活動を活発にしていきたいと思っています。
今年は35周年です。全同好会を集めた文化祭もやっていこうと思っています。是非皆様方の積極的な 参加でやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
最後にシャープの前向きに活動される社員並びに幹部の皆様方のご健康とご活躍を、 また本日ご参加の方々のご健康と発展を祈念し、三本締めを行って中締めで閉会した。