里山保全活動
- シャープ社友会の社会貢献活動のテーマ「未来の暮らしに夢の持てる社会への貢献」の目標の一つに、「自然と共生する社会への取り組み(※)」があります。
- これは “シャープの森づくり”や “ラムサール条約 湿地の保全活動”更に“若草山グリーンキャンペーン”など、SGCが全国各地で展開している「生物多様性の保全への取り組み」
と同じ考えに立っています。
- 社友会本部は、SGC本部との密接な連携の下、神於山シャープの森 及び SGC明日香の森では、開設当初から社友有志がそれぞれの森のグリーンサポーターとして現役の社員
の皆さんと一緒に活動して来ました。
- また若草山グリーンキャンペーンには会長以下毎回参加するなど全面的に支援していますが、加えて2012年1月から神於山シャープの森で、また2013年6月からSGC明日香の森で、
それぞれの社友グリーンサポーターがチームを結成し、単独で里山保全・再生活動を開始しました。
- これは社友会として「自然と共生する社会への取り組み」に主体的に関わるトライアルミッションで、今後全国の支部に波及することを期待しています。
※≪自然と共生する社会への取り組み≫
- 人間と地球に生きるすべての生き物が共に暮らすことができ、自然からの恵みを受け続けることができる 社会”を目指すもので、2010年に日本で開催されたCOP10(生物多様性条約
第10回締約国会議)で「SATOYAMAイニシアティブ」が採択されて以来、日本の里地・里山をモデルに様々な保全・再生活動がグローバルに進められています。
≪里地里山とは≫
- 里地里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域です。
農林業などに伴うさまざま人間の働きかけを通じて環境が形成・維持されてきました。
- 里地里山は、特有の生物の生息・生育環境として、また、食料や木材など自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域です。
≪里地里山の危機≫
- しかし、里地里山の多くは人口の減少や高齢化の進行、産業構造の変化により、里山林や野草地などの利用を通じた自然資源の循環が少なくなることで、
大きな環境変化を受け、里地里山における生物多様性は、質と量の両面から劣化が懸念されています。
環境省自然環境局 里地里山の自然環境より