上町台地散歩 舎密局跡

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大阪府警本部の坂を地下鉄谷町四丁目駅方面に歩いてゆくと、こんもりとした楠の横にオランダ人「ハラタマ博士」の銅像が立っています。此処は明治時代に物理学、化学を学生に教えていた学校の跡です。博士は当時長崎医学伝習所教授「ボードウィン博士」の弟子ですが、江戸から洋学調所が移ってきたとき舎密局の教授として物理学化学、英語を教えました。後に大阪洋学行と共に京都に移り京都大学になりました。上町台地北部は大阪の頭脳でもありました。

上町台地 石山本願寺跡

今日は古代の「難波の宮」跡の地に、建設された石山本願寺跡を散策しました。この地は中世初期に浄土真宗を布教の拠点とするため、第8世「蓮如上人」が支坊を建てその後時の法主「証如」が京都は山科を離れ石山本願寺とした所です。

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大阪城の堀

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写真は大阪城の堀と雄大な石垣です。白い教育塔の南側まで古代の「難波の宮」の敷地で、孝徳天皇や聖武天皇の住まいである内裏かありました。

「難波の宮遺跡」公園の様子

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前回は大阪歴史博物館の8階から「難波の宮遺跡」(7世紀の孝徳天皇時代の朝廷と8世紀の聖武天皇時代の朝廷)の全体の写真を撮りましたが、本日は大阪歴史博物館を出て、「難波の宮遺跡」公園に行きました。

復元された「大極殿」(天皇が謁見する建物)の上から南側の「朝堂院」(政府官庁即ち、式部省や大蔵省など)があった辺りを撮影しました。こんもりとした木の塊の辺り(大極殿から見て西側)に政府の官庁建物がありました。孝徳天皇時代はこの辺りに5官庁が、聖武天皇時代は4官庁がありました。対面の東側にも同数がありました。(左右対称です)